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NEXT “FAM Favorites”

こんにちは、1Fレコード店のスタッフ若林です!

 

本日は、US買い付け品の中から、当店の新たな定番候補、名付けて「NEXT “FAM Favorites”」をご紹介します!

 

 

厳しい暑さもようやく過ぎ去り、空気もひんやりと秋めいてきました。
この季節になると、どこか穏やかで、少し切なく、センチメンタルな気分に浸れるような音楽が聴きたくなりません?
ぼくはまさにそんな気分です!

 

そこで今回は、シンガーソングライターやソフトロックを中心に、この「秋」のムードにぴったりで、そのまま「冬」まで、寄り添ってくれそうな、感傷的で憂いを帯びたメロウな作品たちをセレクトしました!

 

ここからは、特にお薦めの作品を、試聴動画付きで紹介↓↓↓

 

The Band – Northern Lights-Southern Cross

星明かりの夜、凍てついた大地で火を囲み、放浪の旅路を語り合う、そんなときのBGMはこれにすると決めてる!
でも、ぼくは一度も放浪したことがないし、今のところ行く予定もないしな、果たして実現するのかどうか・・・
まあ、そんな戯言はさておき、この1975年のアルバムは後期の名盤であり、偉大な「Music From Big Pink」と「The Band(ブラウン・アルバム)」にも劣らぬ完成度!
特にB-2”It Makes No Difference”は、ザ・バンドの数ある名曲の中でも絶対的な傑作の一つであります!

 

Livingston Taylor – Life Is Good

ジェームス・テイラーの弟!
5人全員がミュージシャンというテイラー兄妹の4番目!
前作「Man’s Best Friend」から約8年の長い沈黙を破って発表した復活作!
日本を代表するイラストレーターのひとり、矢吹申彦による長閑なジャケット・イメージの通り、素朴で優しい雰囲気に満ちたSSWの好盤です!
もはや聞き分け不可能な兄ジェームスとのデュエットA-3”City Lights”他!CD移行期につきアナログは稀少◎

 

Aj Webber – Rhyme And Time

その歌声から「イギリスのキャロル・キング」とでも呼びたい、イギリス・ブリストル生まれの女性SSW!
本作は、アルバート・リー、トニー・ハイマス、サイモン・フィリップスなど手練れのミュージシャンたちのサポートを得て制作された1stアルバム!
トラッド志向の強いサンディー・デニーの影響下にあった当時のブリティッシュ・フォーク勢とは違い、キャロル・キングやローラ・ニーロといったアメリカの女性SSWを彷彿とさせる趣きがあります!
オリジナル曲とカバー曲の両方が詰まった傑作ですが、特に際立つのはジム・ペッパー作のカバーA-5”Witchi-Tai-To”です!感傷的で憂いを帯びながらも爽やかなまろやかさを湛えたソフロ仕立ての秀逸なアレンジ!
続く、ジミー・ウェッブ作のカバーA-6”The Moon’s A Harsh Mistress”もまた素晴らしい!というわけで大推薦盤であります!!

 

Harpers Bizarre – Harpers Bizarre 4

映画音楽制作の専門知識が大いに活かされた贅沢で実験的なアレンジ・スタイルを確立し、その拠点となった映画産業の町に因んで名付けられた「バーバンク・サウンド」!
そんな「バーバンク・サウンド」の真髄を体現したのが、後に敏腕プロデューサーへと転身するテッド・テンプルトンが在籍したハーパーズ・ビザール!
こちらは、そんな彼らが1969年に発表した4枚目のアルバムで、アディショナル・アレンジャーとしてニック・デカロとジャック・ニッチェが参加し、スライド・ギターにはライ・クーダーが起用されています!
オリジナル曲もいいですが、何と言っても目を引くのはバーバンク・スタイルのカバー曲!
特に際立っているのが、ジム・ペッパーが作曲した名曲を取り上げたA-3”Witchi Tai To”!
清涼感のあるレイドバックしたメロウな質感と、幽幻でサイケデリックなボーカル・ハーモニーが融合した、珠玉のカバー!
数ある”Witchi Tai To”のカバーの中でも、指折り!

 

Danny Kirwan – Danny Kirwan

かつて、若くしてフリートウッド・マックの主軸として非凡な才能を発揮し、またソロとしても活動するものの、アルコール依存や神経衰弱に苦しみ、世間の注目から姿を消し、その後はホームレスにまで陥ってしまった、消えた天才、ダニー・カーワン!
こちらは、そんな彼が残した3枚のソロ・アルバムの内、2枚目となる1976年のアルバム!
木々の間から差し込む日差しの穏やかな温もりと、ほろ苦さを想起させる、英国ならではの叙情性を湛えた、瑞々しく牧歌的なソフト・ロックを志向しており、彼のソングライターとしてのポップでメロディアスな一面が光る傑作であります!
まさに瑞々しく牧歌的な、木漏れ日ソフロ系フォーキーA-1”I Can Tell”や、ビートルズの不朽の名曲を大胆なレゲエ・アレンジでカバーしたA-4”Let It Be”等収録!

 

Young Rascals – Groovin’

山下達郎の永遠のアイドルとして広く知られる、ブルーアイド・ソウルの先駆的バンド、ヤング・ラスカルズ(ラスカルズ)!
まったりとした日曜の昼下がり、至福のひとときに思いを馳せる、珠玉の木漏れ日サンデー・アフタヌーン賛歌B-1”Groovin’”を収録!
ヤマタツがパーソナリティを務める長寿ラジオ番組「山下達郎のサンデー・ソングブック」のエンディングのお決まりとして、長年にわたり、タツ兄ファンからも親しまれる名曲っすね!
ただ、この一曲に注目が集まりがちですが、他にもA-1”A Girl Like You”や、A-5”How Can I Be Sure”といった傑作も収録されています!

 

Lowell George – Thanks I’ll Eat It Here

名古屋のレコード文化において長年にわたり欠かせない存在であり、2026年に惜しまれつつ閉店した老舗「サン・オブ・スリー・サウンズ」の代表、溝渕さんの永遠のアイドルが、このローウェル・ジョージなのです!
溝渕さん曰く、リトル・フォートの「Sailin’ Shoes」を初めて聴いたとき、これこそが自分が求めていた音楽だと強く感じ、衝撃を受け、それ以来、リトル・フィートとその中心人物であるローウェル・ジョージに魅了され、ローウェルのスライド・ギターのテクニックを習得するまで熱心に研究したそう!
そんな憧れの存在であったローウェル・ジョージが亡くなった時は、あまりにもショックが大きく、仕事をする意欲を失い、約2年間もプータロー状態に陥ってしまったんだとか笑
おっと、いけない!溝渕さんの話しに夢中になって、肝心の今作について紹介し忘れるとこだった・・・!
これは、ローウェル・ジョージが亡くなる前に残した唯一の素晴らしいソロ・アルバムで、彼の多彩な音楽性、アレンジ、そして歌い手としても魅力が存分に発揮されており、バンド時代とはまた違う、極上のレイドバック・サウンドが堪能できる大傑作であります!
彼が亡くなってしまった後、さらに意味深く、胸を打つ”Willin’”路線の名曲B-3”20 Million Things”他!
マネの「草上の昼食」を模したカバー・アートは、お馴染みネオン・パークによるもの!

 

Emitt Rhodes – Emitt Rhodes

1960年代にいくつかのバンドで活動した後、エミット・ローズが自宅のガレージに設けたスタジオにて、すべてを一人で創り上げた1970年代のソロ・アルバムであり、宅録の元祖にして、パワーポップの先駆けともされる、箱庭ポップの金字塔!
歌声や優しく甘いメロディーから、多重録音による手作りの音触に至るまで、同じ年にリリースされたポール・マッカートニーの初ソロ作「McCartney」と驚くほど似ています!
その類似性があまりにも顕著なため、「ポールよりもポール」だとか「ポールの影武者」、はたまた「ワン・マン・ビートルズ」なんて呼ばれるほど!
A-5”Lullabye”、A-6”Fresh As A Daisy”、B-1”Live Till You Die”等、まさにポール直系の美メロ・ナンバーが詰まっています!

 

Jackie DeShannon – Jackie

1970年代初頭と言ったら、キャロル・キングの「Tapestry」やジョニ・ミッチャルの「Blue」といった不朽の名作がリリースされるなど、多くの女性シンガーソングライターが台頭した黄金時代!
そんな時流に沿うように、女性シンガーソングライターの先駆け的存在である才女、ジャッキー・デシャノンが1972年にアトランティック・レコードからリリースしたのがこちら!
主に、メンフィスのスタジオで、名うてのプロデューサーとミュージックのサポートを得て吹き込まれた本作は、オリジナル曲からカバー曲に至るまで、芳醇なスワンプ・フレイバーあふれる、素晴らしい楽曲が詰まった、1970年代女性SSWの傑作であります!
大学時代、女性SSWたちの作品を熱心に聴いていたことがあるのだが、この「Jackie」もその頃に知り、個人的には「Tapestry」や「Blue」、「New York Tendaberry」よりも愛聴した思い入れ深い一枚!

 

※一部の商品を除き、オンラインショップで試聴&購入が可能です。
※お近くの方は店頭受取も便利ですので、ぜひご利用ください。