2/27(金)EU買付放出第3弾「至極のBALEARICセレクション」
こんにちは、1階レコード店スタッフの若林です!
今月第2週よりスタートしたEU買付品放出、第一弾「ミュータント・ディスコ~レフトフィールド・ニューウェーヴ」と第二弾「灼熱のAFRO FUNKセレクション」に続き・・・
第三弾は、長良のバレアリック・アンバサダーを自称するわたくし若林が選りすぐった、「至極のBALEARICセレクション」です!



「浮遊感」「多幸感」「MELLOW」「踊る」といったキーワードを中心に、穏やかなビーチサイド、陽光あふれるプールサイド、夜のテラスといった情景を想起させる、クラシックからニッチな逸品まで、国や時代、ジャンルを超えた、今回のラインナップは、まさに親善大使としての集大成と言っても過言ではありません!
以下、ぼくのおすすめ盤をご紹介 ↓↓↓↓
Alain Bergier – Silent Waves – New Age Music
盟友のMartin Kolbeとのコラボレーションや、自身のグループ、Ralf Illenberger’s Circleのリーダーとして知られる、ドイツの実力派ニューエイジ・ギタリスト、Ralf Illenberger!
こちらは、1990年にドイツの大手ライブラリー・レーベル、Sonotonから別名義でリリースされた作品。
アルバムのコンセプトとジャケットの視覚的イメージに忠実に、静かに波打つ穏やかな海の水面がきらめくのような、至極のダウンテンポ・バレアリック・ニューエイジ・ジャズが全編にわたり展開されており、リラクゼーション効果だけでなく、避けられない夏の酷暑の到来に、さわやかな活力剤としても最適!大推薦盤!(売れなきゃ自分で買います!)
Denny Lather – Out Of Nowhere
オランダの無名シンガーソングライター、Denny Latherが大手レーベルのWEAに残した唯一のアルバムにして、埋もれ隠れたダッチAORの傑作!
その風貌は素朴なカントリー調の魅力を放ちながら、各曲の多彩なアレンジは様々な音楽スタイルが爆発した1970年代後半という時代を見事に捉えています。
黄昏に染まる叙情的なフュージョン風のインストゥルメンタル・ナンバーのB-2”Timeless”と、続くボッサ香る涼し気なアコースティック・タッチのB-3”Modest Girl”という、どちらも穏やかな浜辺を思わせるメロウな2曲がとてもいい!
それと、非レゲエ・ミュージシャンによる「フェイク・レガエ」を掲げる当店として、B-4”Open Your Eyes”も見逃せません!
Santiago – New Guitar
南米チリでTato GomezとMario Argandonaによって結成され、スペインを経てドイツでデビューしたアメリカ西海岸直系ロック・バンド、Santiago!
そんな彼らの記念すべき1stアルバムであり、アメリカ西海岸直系のプリAORの知られざる傑作!
軽快なハーモニー・ポップのA-1”New Guitar”をはじめ歌曲揃い!
中でも、Kalapanaをはじめとするハワイアン勢にも似た味わいのバレアリック・フィールあふれる、甘く憂いを帯びた珠玉のメロウ・ソフト・ロックA-2”Don’t Worry About”が絶品です!
Smokey – Changing All The Time
イギリス・ヨークシャー出身のBad Fingerフォロワーな4人組バンド、Smokeyの2ndアルバム!(このリリース後、Smokey Robinsonの反対を受け、バンドはSmokieへと改名します)
アメリカ西海岸を意識した流麗なハーモニー・ワークと、イギリスらしいウェット感があいまった、美メロ・ナンバーが満載!
タイトル通り、空高く舞い上がるグルーヴィーなA-5”We’re Flyin’ High”は、オランダ・アムステルダムのRed Light Recordsの共同創設者で名エディター、Abelの”Aegean Sea”ネタでもある、バレアリック・ロックの逸品です!
Rhead Brothers – Dedicate
ウエストコースト・サウンドが日差し溢れるカリフォルニアだけでなく、雨の多いイギリスでも花開いたことを証明する、ブリティッシュAOR~ブルーアイド・ソウルの大傑作!
JohnとSteveのRhead兄弟が、当時のロンドンで最も優れたセッション・ミュージシャンたちのサポートを受け創り上げた、実質的な唯一のアルバム!
CSNやThe Byrdsを彷彿とさせる繊細で美しいボーカル・ハモニーに、イギリス特有のウェットな質感も併せ持った、素晴らしい楽曲の数々を収録!
まずは、オープニングを飾る代表的名曲のA-1”Woman Of Soul”からどうぞ!
Xavier Gernet – Forme De Rêve
Xavier Gernetなるフランスの吟遊詩人が1979年にリリースした唯一のアルバム!
お国柄、シャンソンを基盤としつつ、多様な音楽的影響をほのめかす機知に富む洗練されたアレンジが光る、詩情豊かな楽曲揃い!
魅惑的でロマンティックなバレアリック・シャンソンの名曲B-4”Les Pieds Dans L’Eau”を収録!
ちなみにこの曲は、勝手に我が心の師と仰ぐドイツのディープ・ディガー、Bassoが運営するGrowing BinのYouTubeチャンネルの記念すべき最初の投稿曲でした!
B-2”Sur Des Tempos Bizarres”やB-5”Lula”といった、細野晴臣のトロピカル時代を彷彿とさせる楽曲も◎!
Martine Clémenceau – Clémentine
“Un Jour L’amour(ただ愛に生きるだけ)”が日本でもヒットしたフランスの女性歌手!
セルジュ・ゲンスブールほど有名ではないものの、彼以上に才能があるとも評される、仏音楽界のバロンことベルナール・エスタディの助力を得てリリースされた1981年のアルバムであり、上質な80年代フレンチ・ポップス作!
特筆すべきは、B-3”Envies”!
浮遊感のあるバンド・アンサンブルに、スキャット交じりのコケティッシュで可憐なボーカルが舞う、至極のバレアリック・メロウネス!
Nightbirds – Hot Massage
Nightbirdsなる男女3人組が、Injection Disco Dance Labelというディスコ・レーベルに残した唯一の12インチ・シングル!
鍵盤打楽器がトッピングされたダウンテンポ・コンチネンタル・ディスコ・ブギーのタイトル曲”Hot Massage”も注目に値しますが、真の見どころはB面”Undertow”!
波の音やカモメの鳴き声も織り込まれた、耽美で艶やかなオブスキュア・ポップで、まるで、海岸に佇むCocteau Twinsとでも言うべき、隠れたバレアリックの逸品です!
両曲ともクールで抑制された雰囲気で、それもまたいい!
Paco Saval – Piña Colada
チリで結成され、スペインを経て、ドイツでデビューしたアメリカ西海岸直系のロック・バンド、Santiagoのメンバーでもあったキーボード奏者、Paco Saval!
そんな彼が1985年にリリースした2作目にして最後のアルバム!
この時代らしく、AORおよびフュージョンの流れを汲んだ色彩豊かで伸びやかなサウンドメイクに、自信のルーツであるラテン・バイブスも随所にトッピング!
シンセ・ポップ・フュージョン・ジャムA-1”Piña Colada”と、疾走感のあるエレクトロニック・フュージョン・ブギーB-1”Tonight”あたりの、バレアリックなインストゥルメンタル・ナンバーがおすすめ!
Young Rascalsの同名曲カヴァーA-5”Groovin’”も◎!
Barry Reynolds – I Scare Myself
数多くの名盤を生み出すバハマのナッソーにある音楽スタジオ、Compas Point Studioが誇る腕利き集団、その名もCompas Point Allstarsのギタリスト兼ソングライター!
そのBarry Reynoldsが残した唯一のソロ・アルバム!
Compas Point Studioの真髄であるニューウェーヴの質感とレゲエを融合させた、これぞフェイク・レガエの傑作!
Wally Badarou、Sly & RobbieといったCompas Point Allstarsの面々に加え、Judy MowattとMarcia Griffithsがボーカルで参加しています!
バレアリック・ダブA-5”Till The Doctor Gets Back”収録!
Romie Singh – Masters
インド系ドイツ人女性シンガー、Romie Singhの1986年リリース、ソロ・デビュー・アルバム!
彼女と共にプロデュースおよびアレンジを手がけるのは、Beatlesとも親交の深かったKlaus Voormannです!(Beatlesとはハンブルク時代からの付き合いで、「Revolver」のジャケットを描いたのもこの人!)
エレクトロ・ポップの枠にとらわれない、実に多様性に富むスタイルで、時代を先取りしたプロト・フューチャー・ポップの傑作として、30年以上の時を経て今、改めて注目を集める一枚であります!
魅力的なトラックが満載ですが、まずはエレクトロ・ダブなA-1”Dancing To Forget”から!
Candy Flip – Strawberry Fields Forever
お馴染みサイケデリック期ビートルズの同名曲を、メロウなブレイクビーツ・スタイルへと魔改造させたバレアリック・カバー!
マッドチェスターの名物男、ベズ(ハッピー・マンデーズ)が監修したコンピにも選ばれた、紛れもないマンチェ・クラシックです!
ぼくは数年前から次はマッドチェスターが来ると言い続けてきたが、未だにその兆しはない・・・でも、マッドチェスターへの思いは捨てきれない!誰か、ぼくとサード・サマー・オブ・ラブを起こそうぜ笑!
Chris Thompson – Beat Of Love
マンフレッド・マンズ・アース・バンドのメンバーでもあり、精力的なセッション・シンガーとしても活躍したクリス・トンプソン!
「ビバリーヒルズ・コップ」や「トップガン」なども手がける映画音楽界屈指のヒットメーカー、ハロルド・フォルターメイヤーがプロデュースした1991年発表のソロ・アルバム!
メロハーおよび産業系の流れを汲みつつ、ハロルド・フォルターメイヤーの代名詞とも言えるスタイルが反映された、鮮やかなシンセ・サウンドとダンサンブルなビートが光ります!
そんな今作を象徴するバレアリック・ブレイクビート~ポップ・ハウスのタイトル曲A-5”Beat Of Love”がGOOD!
Miquel Brown – Close To Perfection
ゲイ・ディスコ・クラシック”So Many Men, So Little Time”で一世を風靡したカナダ生まれのHi-NRGシンガー、Miquel Brown!
そんな彼女の3作目にして最後のアルバム「Close To Perfection」のタイトル曲であり、高揚感あふれるダンス・アンセムをロング・バージョンでお届け!
DJ Harveyが「The Garden Festival 2025」のフィナーレでB面のインストゥルメンタル版をプレイしているのをYouTubeで見て以来、すっかり”Close To Perfection”に魅了されてしまい、ぼくも真似してよくDJプレイの最後に流したりします笑!
オンラインショップへのアップは2月28日(土)、3月2日(月)、3月3日(火)に予定
更新はいつも通り20時!