
🇩🇪KRAUTROCK SPECIAL Vol.3🇩🇪
店主tonのアフロとソウル、若林のバレアリックと和モノなどなど。
オールジャンルのレコードを扱うFAMですが、好きが故に一層の情熱を注いでいるジャンルが幾つか存在します。
ドイツで生まれた特異なロック、KRAUTROCKもそんな音楽の一つ。
ドイツ名産のキャベツの漬物「ザワークラウト」から名付けられたその名称は、元々イギリスやアメリカのロックに劣るという見下した意味を含む呼び名でした。
今日ではその独自性にリスペクトを込めた、敬称として使用されています。
日本では分かりやすく「GERMAN ROCK」と表記してあるレコード屋が多い印象ですが、昨年レコード買い付けに行った本国ドイツではどこのレコード店でも「KRAUTROCK」と表記して陳列されていました。
なのでFAMでもこの呼び名の周知の意味とリスペクトを込めて、「KRAUTROCK」と呼ばせていただきます。
FAMでは過去2回ほどKRAUTROCKをテーマにしたスペシャル放出を行なってきて、これまでこのジャンルを知らなかった方にも少しは広めるきっかけになったかなと思っております。
僕を含め、一部の音楽愛好家からは根強い人気を誇るこの音楽ですが、なかなかレコードの仕入れが難しい・・・
FAMがオープンして現在2年ちょっと。
2年ちょっとの間にこれだけのKRAUTROCKを仕入れるのって結構大変なんですよ?しかも今回で3回目ですよ?褒めてほしい!
過去の特集はこちら
ダモ鈴木在籍期のCANは4作全て最高ですが、その中でも現在群を抜いた人気を誇る「Tago Mago」は独オリジナル・プレス。マトも全面-1の、いわゆる完オリってやつです。
それと双璧を成す「Ege Bamyasi」は、お求めやすい90’sプレス。お求めやすいって言ってもオリジナルに比べてって意味なんで、まあまあ高価ですが・・・
ドイツのドラム・レジェンドKlaus Weissが率いた土着の打楽器集団Niagaraは、全3作品をリイシュー盤でコンプリート。
Manuel GottschingのAshraや、Klaus Schulze、Dieter Moebiusなどの電子音楽関連も充実しています。
今回の僕のイチオシは、FAM初入荷となるRichard Schneider Jr.の1stアルバム「Dreamlike Land」
南米音楽の要素と電子音楽の融合に、スペーシーな味付けを施した作品で、コズミック感覚とレアグルーヴの質感が最高に良い塩梅でブレンドされています。
CANのドラマーJaki Liebezeitも参加しており、数あるKRAUTROCK作品の中でもフェイヴァリットに挙げたい逸品です。
各タイトルごとのレコメンドは、オンラインショップよりご覧ください。
試聴も可能ですので、知らないレコードはガンガン試してみてくださいね!
高価なタイトルが多いですが、試聴は無料なので。
FAMのオンラインショップではKRAUTROCKのレコードは、「PROGRESSIVE ROCK」のコーナーに分類しております。
商品検索窓で[KRAUTROCK]と検索すると絞り込めて便利です。
一部の商品を除き、オンラインショップで試聴&購入が可能です。
お近くの方は店頭受取も便利ですので、ぜひご利用ください。