月末アフロ4月編「ZAMROCK」
お待たせしました!!!(待ってる人なんているのか?!)
ZAMROCKプロフェッサーこと店主ton @zamrock.jp が、アフリカの奥地からかき集めたZAMROCKのセレクションを放出いたします🔥🇿🇲🔥🇿🇲🔥🇿🇲

どうです?こんなボロボロのレコード見たことないでしょう???
僕にはこれが輝く宝石に見えるんですが、皆さんの目には、耳にはどう映るのでしょう??

Born Freeの「Mukaziwa Chingoni」とか見てください。
円です。ジャケットが完全に円形です。
もちろん元々は正方形のはずなんですが、どういった環境に置かれるとこうなってしまうのでしょうか???
でもね、僕気付いたんです。レコードって円形じゃないですか。だからこれでも良いんです。
Grand FunkとかXTCにも円形のジャケがありますよね?
アフリカの大地が作り上げた天然ギミックジャケと思えば、ちょっと愛おしく思えるでしょう???

とはいえ今回のザンビア・セレクション、実はかなり状態の良いものが揃ってるんです!!!
え!?これで???と思うでしょうね。
FAMのお店を開いてから再三再四申し上げておりますが、ザンビアは世界一レコードの状態の悪い国。(皆んなフリスビーとしてレコードを買っていたのかも🤔)
針飛び無しで再生出来れば上クラスで、ジャケットは紙が残っていれば奇跡みたいな、そんな環境。
ノイズなんて当たり前で、無数のキズによるノイズが演奏の音量を上回るか下回るかがコンディションの判断基準。そのノイズさえも演奏の一部と思えたら、あなたもザンビア上級者です。Now-AgainのEgonが「ザンビアの砂嵐」なんて呼んでたっけ。
今回入荷のWitch – Witch (Including Janet)や、Rikki Ililonga – Shanty Town Boy、R.I.(Rikki Ililonga) – Frank Talkの3枚は、悪名高いザンビアの於いては奇跡のデッドストック級!!!!!
ジャケットが円のBorn Freeだって、盤はザンビアの上級クラスです!
ZAMROCKってなに???なんでこんなボロに騒いでるの???
って方は、僕が過去に書いたコラムを読んでみてください。
店主雑記「ZAMROCKってなんだ?」
誰がわざわざそんな文章なんて読むかよ!こんな知らねえ音楽興味ねえよ!
って方も、試聴動画をたっぷりとご用意したので、ちょろっっっと再生ボタンを押して爆音で聴いてみませんか???
1970年代のアフリカ産とは思えない、衝撃の裏切りが待っているはずです。
店頭へは本日追加済み!壁にズラッとやってあります🔥
オンラインショップ解禁は4/27(月) 20時!!!お楽しみに🔥🔥🔥
オンラインショップはこちら
Witch – Lazy Bones!!
Zambezi / ZTZ 1 / 1975 Zambia Original Press
ZAMROCKで最も有名で、最も優れた、そして最も入手困難な、シーンを代表する大名盤!
現在も活動するJagari Chanda率いる名バンドWitchの3rdアルバムにして、名門Zambeziレーベルの記念すべき一番作品!
B-4″Lazy Bones”、A-4″Strange Dream”を筆頭に、暴れるファズとワウに人懐っこいメロディーが重なる、アフリカン・アンダーグラウンド・サイケデリックの秘宝!
ZAMROCKのMost Wanted盤で、まともなコンディションなら軽く10万超のタイトルです!
※散々な状態のジャケをプレーン・スリーヴに貼り付けた丁寧な補修。盤はプレイ可能な範囲の歪みと、A-1の冒頭にキズによる針飛び箇所がありますが、その他は概ね再生良好です。ザンビアの一般的なレコード・コンディションの中では、良好な部類に入るコピーかと思います。
Rikki Ililonga – Sunshine Love
Sepiso / RILP 2 / 1976 Zambia Original Press
ZAMROCKモンスター・バンドMusi-O-Tunyaのフロントマン、Rikki Ililongaの2ndソロ・アルバム!
Musi-O-Tunyaや名盤ソロ1st「Zambia」を踏襲したサイケデリックでグルーヴィーでポップなサウンド!
7枚のソロ・アルバムを残した彼ですが、本格的なサイケデリック路線はこのアルバムが最後!
B-2″Lovely Woman”、B-4″Love Is The Only Way”辺りがおすすめ◎
ZAMROCKのレコードの中では比較的良い状態のコピーです。
Born Free – Mukaziwa Chingoni
Zambia Music Parlour / ZMPL 11 / 1975 Zambia Original Press
2枚のソロ・アルバムを残すギタリスト/シンガーMike Nyoniが率いるバンド、The Born Freeの唯一のアルバム!
Ngozi FamilyやWitchほど知られてはいませんが、僕がFAMのウェブサイトで連載しているコラム「ZAMROCK Disc Guide」で[名盤10選]にも挙げた、屈指のクオリティを誇るZAMROCKの隠れ名盤です!
Now-Againの名コンピ「Welcome to Zamrock!」にも選出されたB-3″Mad Man”、A-2″I Don’t Know”、フロントマンMike Nyoniのスタイルが全面に出たドラム・ブレイクから始まるディープ・ファンク・ナンバーA-3″Messed Day”、ザンビアの伝統的リズムとサイケデリック・ロックが融合したニャンジャ語で歌われるA-1″Namwali”など、トータルで素晴らしい一枚です!
※ジャケットは元々四角だったと思えないほど傷み、ほぼ円形ですが、盤はザンビアの一般的なレコード・コンディションの中では、良好な部類に入る状態かと思います。
Mike Nyoni – I Can’t Understand You
Chris Editions / CL 012 / 1978 Zambia Original Press
ZAMROCKの名バンドBorn Freeを率いたギタリスト/シンガーMike Nyoniの2ndソロ・アルバム!
ザンビア国外に売り出されることが殆どなかったZAMROCK作品において、このアルバムは非常に珍しいインターナショナル・リリースを勝ち取った一枚。ザンビア国外ではケニアとフランスで、ジャケを差し替えて発売されました。
Edward Khuzwayoに並ぶザンビア屈指の名プロデューサーChris Siwila Ndhlovuがプロデュースを手掛け、彼のレーベルChris Editionsよりリリース。後に(同時期に?)Zambia Music Parlourからもリリースされており、当時のザンビアでの彼の人気ぶりが伺えます。
ニョニお得意のファンク・スタイルB-3″Wing Back (To Africa)”と、ダウナー・サイケデリアA-2″Amida”をレコメンド!
※B-5ラストに針飛びの可能性のあるキズがあります。盤の端にくもり箇所があり、A-1とB-1のアタマでノイズが出ます。ザンビアのレコードとしては、良好な部類に入るコンディションです。
Witch – Witch (Including “Janet”)
Teal / WIT-02 / 1977 Zambia Original Press
近年復活を遂げたJagari Chanda率いる、ザンビアの70’sサイケ・ロック・シーン=ZAMROCKを代表するバンド、The Witchの5thアルバム!
彼らは全部で7枚のアルバムを残していますが、これ以降の2枚はメンバーを一新したディスコ作品なので、サイケ時代の本家Witchとしてはこのアルバムが事実上のラスト作!
英語詞で歌われる典型的なZAMROCKナンバーB-4″Mama Feel Good”、A-4″In Flight”、B-5″The Way I Feel”や、現地の民族語(たぶんニャンジャ語)のB-1″Nazingwa”、B-3″Anyinamwana”など、名盤「Lazy Bones!!」にも引けを取らないアフリカン・サイケデリック・ロックの秘宝!
※A-2のアタマにノイズを伴う深めのキズが一箇所ありますが、その他はザンビアのトップ・コンディションと呼べる極上盤!長年ザンビアのレコードを見てきましたが、このクラスのコンディションをもう一度仕入れられる自信はありません!
Paul Ngozi – Viva Ngozi
Now-Again / NA 5257 / 2024 US Reissue
1970年代の僅か10年ほどの間に強烈な輝きを放った、アフリカ南部ザンビア共和国のサイケ・ロックムーヴメント、ZAMROCK!
シーンを代表するバンドNgozi Familyを率いた、ギター・ワイルド・マンPaul Ngoziの1stソロ・アルバム!
ソロ名義ですが、ベースがTommy Mwale、ドラムChrissy Zebby Temboなので、実質Ngozi Familyの作品と言えます!
野生のワイルドみ満載のNgozi Family賛歌A-1″Viva Ngozi”を筆頭に、A-3″I Am A Beggar”、B-4″Saturday Night Out”など、ハードだけどどこか人懐っこいサイケ・ロックにファンキーなフィーリングが合わさったZAMROCKど真ん中なサウンド!
Witch – Zango
Desert Daze Sound / DD001-1 / 2023 US Original Press
ザンビアの70’sサイケ・ロック・シーン=ZAMROCKを代表するバンド、The Witch。70年代初頭から80年代にかけて7枚のアルバムを残した彼らが、JJ Whitefield等のサポートを受けて復活!
オリジナル・メンバーのEmmanuel ‘Jagari’ Chanda、Witch後期のキーボーディストPatrick Mwondelaを含むメンバー編成で制作された、約40年ぶりのニュー・アルバム!
A-2″Waile”、A-5″Unimvwesha Shuga”など、洗練、アップデートされ現代に蘇った、強力なZAMROCKリヴァイヴァル・サウンド!
最も当時のZAMROCKらしい曲はB-3″Stop The Rot”かな!
Rikki Ililonga – Shanty Town Boy
Sepiso / RILP 006 / 1981 Zambia Original Press
ZAMROCKシーンを代表するモンスター・バンドMusi-O-Tunyaのフロントマン、Rikki Ililongaの6thソロ・アルバム!
80年頃にデンマークに移住したイリロンガが、後期の作品に多く携わるデンマーク人マルチ・ミュージシャンÅse Haugaardとタッグを組んで制作したデンマーク録音作。
初期のOsibisaスタイルのサイケ・ファンクから、徐々にレゲエやポップへと傾倒していった彼の、後期の音楽性がよく現れた作品で、レゲエ・インフルエンスドな心地良いアフロ・ポップを展開しています。
リズムボックスを使用したクロスオーヴァー・アフロ・ポップに初期の片鱗を感じさせるギターのアレンジが良いA-1″Step In My Tomorrow”や、爽やかなA-3″Kariba”がお薦め!
ザンビアのレコードとしてはこれ以上ないレベルの奇跡のコンディション!デッドストック級です!
R.I. (Rikki Ililonga) – Frank Talk
Telefix (Z) Ltd. / TFPL 002 / 1984 Zambia Original Press
ZAMROCKシーンを代表するモンスター・バンドMusi-O-Tunyaのフロントマン、Rikki Ililongaのラスト・アルバム!
Paul NgoziのレーベルTelefix (Z) Ltd.からリリースされた7thソロ!
イリロンガがデンマークに拠点を移した後で、さらに既にカリンデュラの時代だったこともあり、往年のZAMROCKらしさは感じられませんが、レゲエ、ディスコ影響下のポップな良質アフリカン・ミュージックを展開しています!
注目はザンビア唯一のアンビエント・ニューエイジ・ナンバーB-4″Lullaby For Naita”!!!
ザンビアとかアフリカとか抜きにして、愛に溢れた素晴らしい曲です!たぶん我が子に贈った曲だと思う!
※B-1に付着物によるノイズがありますが、ザンビアの最高クラスのコンディションです!Top condition of Zambia!!!