夏はやっぱりAOR
梅雨も明け本格的な夏の到来!てことで、本日は爽やかで都会的なAORをお届け!
量は多くありませんが、コスパに優れた上質なタイトル揃いです!

アイテム一覧 ↓↓↓
- Adrian Gurvitz – Il Assassino / 25AP 1867
- Alessi – Long Time Friends / P-1157
- Bell & James – Bell & James / AMP-6041 / 帯付 / Promo
- Boz Scaggs – Down Two Then Left / 25AP 800 / 帯付
- Daniel Sahuleka – Sunbeam / LU27-1006 / 帯一体ライナー
- Daniel Sahuleka – Sahuleka / LU27-1011 / 帯一体ライナー
- Dick St. Nicklaus – Magic / 25・3P-187
- Dick St. Nicklaus – Sweet And Dandy / 25・3P-245
- Dwayne Ford – Needless Freaking / 25・3P-362
- Dukes – The Dukes Bugatti & Musker / P-11247
- Fee Waybill – Read My Lips / ECS-81695
- F.R. David – Words / P-11311 / 帯付
- Frankie Bleu – Who’s Foolin’ Who? / VIP-6825
- Fred Knoblock – Why Not Me / SB 7109 / Original Press
- Gary Benson – Moonlight Walking / AW-25015 / 見本盤白ラベル
- Gary Portnoy – Gary Portnoy / NJC 36755
- Gino Vannelli – Brother To Brother / AMP-6024
- Gino Vannelli – Big Dreamers Never Sleep / BFZ 40337 / Original Press
- J.D. Souther – You’re Only Lonely / 20AP 2581 / CAP帯付
- Michael Franks – The Camera Never Lies / P-13508 / 見本盤白ラベル
- Paul Davis – Singer Of Songs – Teller Of Tales / 20AP 2593
ここから、おすすめ曲をご紹介!

■Gary Benson – Moonlight Walking
カントリー、ソウル、ディスコといった様々なタイプのアーティストに曲を提供するなど優れたソングライターとしても名高い英国生まれのゲイリー・ベンソン!
ロマンティックな雰囲気を醸し出している素敵なジャケットの通り、センチメンタルなラヴ・バラードを中心に収録した1980年のアルバムで、AOR黄金期を飾る名盤のひとつ!
録音はロンドンとL.A.で西海岸の手練れが参加!
もちろん大半はラヴ・バラードですが、ぼくのお気入りはダンサンブルなアップテンポ・ナンバーのA-3”I Think This Could Be It”です!
見本盤白ラベル◎

■Bell & James – Bell & James
当時すでに一流のソングライター・チームだったケニー・ジェームスとリロイ・ベルが、歌い手としてもデビューを果たした自作自演による1978年の1stアルバム!
ベルの叔父であるフィラデルフィア・ソウルの大御所トム・ベルがエグゼクティブ・プロデューサーを務め、MFSBなどがバッキングに参加!
ディスコ・サウンド・タイプのものから、エモーショナルなソウル・バラード、メロウなタッチの曲まで、フィリー色に染まった充実の内容です!
まずは、ファンキーなAORディスコA-1”Livin’ It Up (Friday Night)”からどうぞ!

■Dukes – The Dukes Bugatti & Musker
イギリスの売れっ子ソング・ライティング・チームであるドミニク・ブガッティとフランク・マスカーが自作曲を携えてパフォーマーへと華麗なる転身を遂げた1stアルバム!
名匠アリフ・マーディンの陣頭指揮の下、超豪華なミュージシャンたちがこぞって参加したL.A.録音!
後のシスター・スレッジがカヴァーするA-3”Thank You For The Party”や、フィリー風のB-1”Love Dance”など、大半を占めるディスコ路線のダンサンブルな曲はもちろん、A-4”Memories”のようなエモーショナルなラヴ・バラードも秀逸です!

■Gary Portnoy – Gary Portnoy
ドリー・パートンやエア・サプライなど様々なアーティストに曲を提供してきた優れたソングライターでもあるニューヨーク生まれの音楽家、ゲイリー・ポートノイ!
発売当時は日本未発売だったため、知る人ぞ知るAORの名盤としてフリークに評価されていたという1980年の1stソロ・アルバム!
ミディアム~スロー・ナンバーまで、ソフトな語り口による素晴らしい曲が目白押し!
特に、1992年に日本でCD化された際の邦題「月影のロング・ナイト」にもなった切ないバラードA-1”It’s Gonna Be A Long Night”が秀逸です!

■Daniel Sahuleka – Sunbeam
「オランダのスティーヴィー・ワンダー」とも称された絹の声を持つインドネシア出身の名シンガー!
彼の人気を決定づけた1981年のアルバム!こちらは、翌年にリリースされた日本独自ジャケ仕様の国内盤!
軽快なリズム感あふれるディスコ・サウンド・タイプのものから、ミディアムなポップ・ソウル、ジャズ調のメロウなタッチの曲まで、幅広い音楽性に裏打ちされた上質な楽曲揃い!
特に、パーカッシヴなサウンドで聞かせるトロピカル・ブリージンなA-2”Tears For The Stars”が絶品です!
それと、非レゲエ・ミュージシャンによる「フェイク・レガエ」の提唱者として、レゲエをポップに昇華したB-2”Wake Up”も見逃せない!

■Daniel Sahuleka – Sahuleka
「オランダのスティーヴィー・ワンダー」とも称された絹の声を持つインドネシア出身の名シンガー!
日本独自の篇選による1984年のコンピレーション!
非レゲエ・ミュージシャンによる「フェイク・レガエ」推進派としては、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの”Jamming”を彷彿とさせるラガAORナンバーA-2”Skankin’”が一押し!
A-4”We’ll Go Out Tonight”、A-5”Madhouse”といったディスコ・サウンド・タイプの2曲もいい!

■Michael Franks – The Camera Never Lies
シティ・ミュージックの旗手!
往年のアダルトでジャジーな雰囲気に加え、随所でうねりのあるファンキー・サウンドが魅力の1987年作!
アート・ガーファンクル、パティ・オースティンがゲスト・ヴォーカルで参加するほか、超豪華なミュージシャンがバックアップ!
名手スティーヴ・カーンによるシャープなギター・ソロをフィーチャーした、清涼感あふれるフローティンなメロウ・フュージョンAORナンバーのタイトル曲A-3”The Camera Never Lies”が絶品です!おすすめ!
見本盤白ラベル◎

■Adrian Gurvitz – Il Assassino
ブリティッシュ・ハード・ロック黎明期における活動を経て、AOR路線へと華麗なる変貌を遂げたエイドリアン・ガーヴィッツ!2ndアルバム!
A-2”Seventeen”、B-2”She’s In Command”など、前作「Sweet Vendetta」路線のディスコ・サウンド・タイプの高揚感に満ちたダンサンブルな曲もいいけど、ここでは、ちょっと雰囲気の違うB-3”New World”をレコメンド!
ミッド・グルーヴィーなダウンテンポ感と、クールな温度感、それに随所で聴かせるトロピカル・テイストも絶妙なバレアリック・チューンです!
※一部を除いてオンラインショップで購入できます
※お近くの方は店頭受け取りもお選びいただけますので、取り置き代わりにご利用ください