ゼロ年代以降のインディーズ・ポップetc.
先日の「岐阜レコード市」にご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました!
開場から閉場まで、終始大盛況で、大成功を収めることができました。
来年も必ず開催されますので、どうぞお楽しみに!
そして「岐阜レコード市」を恒例行事にしていきましょう!
さて本日は、2000年代以降のインディー・ポップや、実験的な電子作品、さらに90年代SxExハードコアの新着レコードを追加しました!

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※一部を除いてオンラインショップで購入できます
※お近くの方は店頭受け取りもお選びいただけますので、取り置き代わりにご利用ください
2000年代以降のインディーズ系といえば、まさにぼくにとってリアルタイムの音楽だったわけですが、当時は頑なに古い作品ばかり追いかけ、時には嫌悪すら感じていたので、ほとんど聴いていませんでした・・・
でも改めて2000年代~10年代のインディーズ・ロックを聴くと、やっぱり最高で、あの頃もっと素直でいればなと後悔せずにはいられません笑
今回入荷したいずれも初めて聴くものばかりでしたが、新鮮な発見がありました!
というわけで、特に今強く響いた楽曲を中心に試聴動画をご用意しましたので、ぜひご覧ください!
Friedrich Sunlight – Friedrich Sunlight
日系ドイツ人のKenji Kitahamaが率いるドイツの5人組バンド!
1960年代のサンシャイン・ポップと1980年代初頭のネオ・アコースティック・サウンドの影響を強く受けた、テン年代ソフロ系インディー・ポップ!
先行シングルであり、極めつけとも言えるB-6”Nicht Ans Meer”をフィーチャーした1stアルバム!
ほのかに漂う日本的情緒や90年代渋谷系を思わせる香り——おそらくそれはKenji Kitahamaの存在によるものだろう。
つまり、これは渋谷系ファンにはたまらない一枚!
Dirty Projectors – Lamp Lit Prose
現在はデイヴ・ロングストレスによる実質的なソロ・プロジェクトとなったNYブルックリン発のエクスペリメンタル・ポップ・バンド!
長年の共同制作者であり恋人でもあったアンバー・コフマンの脱退による傷心故か、内省的なスタイルだった前作「Dirty Projectors」から一転、心晴れやかな8作目!
ジ・インターネットのシドを迎え送るオルタナティブR&BなA-1”Right Now”、エキゾチックなトロピカル・アヴァン・ポップのA-2”Break-Thru”をはじめ、複雑な奇妙さと陽なポップ感覚が見事に融合し、新たな高みへと昇華された全10曲!
Polycool – Lemon Lord
フランス・パリ発の現行インディー・ポップ・バンド!
本作は、2019年に自身のレーベルPolycool Recordsからリリースされたデビュー・アルバムであります!
アルバム全体に漂う夢幻的でサイケデリック、そしてメロウなサウンドは、Unknown Mortal Orchestra、Connan Mockasin、Tame Impalaを彷彿とさせる世界観を醸し出しています!
B-1”Monteverità “他!
Brent Cash – How Will I Know If I’m Awake
ボーカルはもちろんのこと、ほぼ全ての主要楽器の演奏とプロデュースを自ら手がける万能ぶりは、トッド・ラングレンかのよう!
本作は、そんなゼロ年代のポップ・マエストロがドイツのMarina Recordsからリリースしたデビュー・アルバムであり、
ロジャー・ニコルズ、バート・バカラック、ブライアン・ウィルソンの系譜を継ぐソフロ系インディー・ポップの逸品!
全編にわたり素晴らしいポップ・バラード揃いですが、ぼくの一押しは、黄昏時の穏やかな浜辺を思わせる渚のドリーミー・ポップ・サイケデリアA-3”I Think I’m Falling In Love”!
こちらは、バレアリックな観点からも見逃せない曲であります!
Jens Lekman – Night Falls Over Kortedala
北欧スウェーデン随一のクールなポップ・マエストロによる2ndアルバム!
今作でもサンプリングとストリングスは健在!
感傷的で憂いを帯びながらも爽やかなまろやかさを湛えたゼロ年代ソフロ系インディー・ポップの至宝!
スタイリスティックスの名曲”愛がすべて”を引用した、淡くキラメク珠玉のスウェディッシュ・ビーチパーティ・ディスコA-2”Sipping On The Sweet Nectar”収録!
アナログ盤は稀少です!!