アフロ・アメリカンのルーツ・ミュージック
今日はなかなか渋い内容!
ラグタイム、ディキシーランド・ジャズ、ザディコ、ブルース、リズム・アンド・ブルースなどなど、アフリカ系アメリカ人たちのルーツ・ミュージックに焦点を当ててみました!

古くは1920年代から1960年代頃の、アメリカ合衆国の黒人コミュニティに伝わる音楽。
ロックやジャズ、ソウルの起源。ヒップホップやR&Bなど、現代にまで受け継がれる黒人音楽の源流となった古えの旋律。
技術と引き換えに悪魔に魂を売ったという「クロスロード伝説」でお馴染みの、ミシシッピ・デルタ・ブルースの偉人ロバート・ジョンソンなどなど、100年近くも過去の録音が今聴けるって、単純に凄くないですか?
レコードとは「記録」という意味ですが、何故そう呼ばれるかがよく分かります。
戦前のレコードは、今とは異なる所謂SP盤と呼ばれるレコード。大きなラッパの付いた蓄音機で聴くやつです。
LP盤よりも傷つきやすく、保存がとても難しいレコードで、今回紹介する中の戦前の録音物は、このSP盤からの盤起こしでLP盤に再収録した音源となります。
そのためキズによるノイズがそのまま録音されているものも多いのですが、これらはそれ以上に保存状態の良いSP盤が残ってないということ。もちろん今後発見される可能性もありますが、どんどん年月は経っていくので可能性は低いでしょう。
そんな貴重な貴重な音源を含むレコード達です。
白黒写真でしか知り得ない彼らの時代の風景を、音楽を通じて現代に蘇らせてみてください。
一部の商品を除き、オンラインショップで試聴&購入が可能です。
お近くの方は店頭受取も便利ですので、ぜひご利用ください。
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Robert Johnson – King Of The Delta Blues Singers
技術と引き換えに悪魔に魂を売ったという「クロスロード伝説」でお馴染みの、ミシシッピ・デルタ・ブルースの偉人。アホみたいな逸話だけど、いかにそのギター・テクニックが当時の聴衆を驚愕させたかが伺い知れておもしろいですね。
ロックを含めた黒人起源の音楽史において最も重要な音楽家であり、絶対に聴いておくべき貴重な音源。
これは1936年~37年録音の音源を纏めた、61年リリースの作品集。
ジョンソンの時代はSP盤の時代なので、このアルバムを彼の作品と言っていいのか微妙なところですが、間違いなくこのコンピは彼の代表作で、現代に至るまで様々なミュージシャンに大きな影響を与えました。
Skip James – Skip James (1931) Complete Recordings In Chronological Order
戦前デルタ・ブルース詩人として、独創的なマイナー調のブルースを生み出したシンガー/ギタリスト/ピアニスト。
エリック・クラプトン、ボブ・ディラン等、後世に多大な影響を与えた偉人です。
CreamがカヴァーしたB-3″I’m So Glad”等を収録した、1931年の貴重な録音。
1930年代当時のオリジナルのSP盤からの録音なので、曲によっては元々ノイズが多く出るものも含みます。それほど貴重な音源だということをご理解ください。
Blind Boy Fuller – With Sonny Terry And Bull City Red
軽快なフィンガー・ピッキングと、ラグタイムからの影響を特徴とする、アメリカ東部ピードモント台地発祥のスタイル、ピードモント・ブルースを代表するギタリスト/シンガー。
1935年から40年の貴重な音源を纏めた一枚。
シカゴやミシシッピに比べて影が薄いピードモント・ブルースですが、黒人文化と白人文化が早くから混じった地域ならではの独自のブルースを奏でています。
ハーモニカのSonny Terry、ウォッシュボード (洗濯板)のBull City Redとの演奏。
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Kid Thomas / George Lewis – Kid Thomas – George Lewis Ragtime Stompers
ジャズ黎明期、ニューオリンズ・ジャズのトランペット奏者兼バンドリーダーKid Thomasと、クラリネット名手George Lewisによるラグタイム演奏!
ヨドバシカメラのCM曲として日本でも有名な南北戦争の行進曲B-1″リパブリック讃歌”など、古き良きセピア色の心躍る音楽。
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Kid Howard’s La Vida Band – Afraid To Stay Here, Afraid To Leave This Town
ジャズ黎明期、ニューオリンズ・ジャズのトランペット奏者!
A-1″Clarinet Marmalade”など、ディキシーランド・ジャズ~ラグタイムな、古き良きセピア色の心躍る音楽。
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Clifton Chenier – Bayou Blues
米ルイジアナのフランス系の移民が演奏していたケイジャンという音楽を、黒人が演奏したザディコの代表的なミュージシャン!
A-1″Boppin’ The Rock”、B-1″All Night Long”など、キング・オブ・ザディコの異名を持つClifton Chenierによる、アコーディオン弾きながら歌う陽気なザディコ・ミュージック!
John Lee Hooker – Alone
キャリア初期1948年~51年録音の音源を集めた、1970年リリースのコンピレーション・アルバム!
A-7″Boogie Chillen”など、ロックンロールの誕生に密接なエネルギッシュで渋いフッカー節!
V.A. – Early Memphis Sounds
Sun / SSSレーベルに残された初期メンフィス・ソウルの楽曲を集めた、P-Vine編集のコンピレーション・アルバム!
The Climates、Load Of Mischief、George Jackson、Danny White、Jeb Stuartという5アーティストの楽曲が収録されており、The Climatesによる冒頭のA-1″No You For Me”から沁みまくり!
George JacksonのA-8、A-9は未発表曲!
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